中国科学は四大文明の発祥地の

2009年12月29日

一つに数えられる中国では、科学・技術も古くから発達し、西暦1500年ごろまでは西洋よりもむしろ進んでいたといえる。

しかしその後、西洋では近代科学が生まれ、科学が急速な進歩を遂げたのに対し、中国では科学の進歩はあったものの、その速度は緩やかで、近代科学はついに生まれず、明(みん)末・清(しん)初の時期、イエズス会士たちが中国を訪れたときには、彼らのもたらした西洋の科学技術に比べ、中国は大きな遅れをとってしまっていた。

会計事務所 インテリア ミラー



現代の科学は、西洋で16~18世紀ごろに成立した近代科学に源をもつものであるため、科学といえばとかく西洋に目がいきがちになるが、近代科学成立以前においては、中国に西洋より優れた科学・技術が存在し、しかもそれが自然への接し方、とらえ方、そのほか、さまざまな面で西洋とは違った特徴をもったものであることを知り、また、なぜ西洋に近代科学が生まれ、中国に生まれなかったかを理解することは、現代科学のあり方や進む方向を考えるうえだけでなく、文化や歴史を異にするいろいろの国や民族との間の交流が重要となっている今日、それらの国々との相互理解のうえでも、きわめて有意義と思われる。